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天性に 還る 音を奏でる ・《奏でるひかり*》ゑさ子のブログ・

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『ロボット』 と 人の心「らしきもの」

夜、映画を観たい氣分になり、つづけて
インド映画『ロボット』とスウエーデン映画『さよなら、人類』を観ました。


『ロボット』の方は、高性能ロボットを開発したけれど、
非人間的な判断をすると非難を受けて感情を教え込み、・・・といった内容。

インド映画ならではの歌と踊りも入り混じり樂しく♪
けれど、
兵器ロボットのチップを埋め込まれた時の非情さにはギョッとしました。
そして、終盤には人間っぽい「感情らしきもの」を発動するシーンがありました。

スピルバーグの『AI』を観た頃は、
子供型ロボットが母を恋しがるシーンでほろっと涙しましたが、
現実的にAIがここまで進化してきた中で暮らす今では、
それらの表情、言動はプログラムによるものと認識して
生活しなければ
認識違いによる不測の事態の可能性を感じてしまいます。

コンピューターの情報分析の高さに人間は及ばないけれど、けして感情はないですし、
人間の感情を元にしたデータを入れれば入れるほど、
それらしい分析と表出が可能ということになりますから、
「感情らしきもの」や「心ある反応もどき」も
人の心を揺さぶりやすい動きや言葉がどんどん進んでいくことを予想します。

人間型ロボットを相手にした場合、
接する側の人間が「心」あるものとしていつか受け取りはじめ、
心情的な判断と行動をする事に危うさが伴うようで怖い。
入力情報に潜む計り知れない方向性の元にもフォーカスしなくてはならないのではと思います。


逆にバーチャルに魅せられて入り込んでしまった先に
人間の魂が実態のない世界に取り込まれる可能性も考えてしまいます。
人形などに霊が取り付いてしまうような感じでしょうか。
そうなった時、残された肉体はどうなるのかわかりませんが、
バーチャルに入りきってしまったその人は
バーチャルだと氣づけずにそのままになる可能性もあるのではと思うのです。


自分が何者であるのか
本来の「自分」に、より近いところを探りながら
地に根を張るようなスタイルが、とてもとても重要に思えます。


クリスタルボウルなどを使いながら、
そういったところの必要性を感じていただいたり、
本来の「自分」を思い出してもらうことを仕事にしているのは
わたしにとって「本来の自分」にとても近いことでもあります。


蛇足ですがこの手の話をすると
「でも、介護ロボットは必要だよ」といった目先の返答を受ける場合があります。
わたしも介護ロボットは必要だと思いますし、
そういう話をしているのではなくもっと奥にあることを言いたいのですが
伝わらないこともありますね。


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あ、そうそう『さよなら、人類』の方は
初めてのスウエーデン映画でした。
静かに進み、人と人の間の空間が独特。
それはお国柄なのか監督の個性なのか
シュールに映し出された人類の悲哀を観ました。


映画『さよなら、人類』予告編




※月の暦※
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