麒麟の血 竜の血 / 幻獣たちの声
麒麟の血！ 竜の血！ 穏やかじゃない感じ。
時々買い物してるiharbの広告で
正しくは「麒麟血」「竜血」
幻獣の血とくるわけですから
文字を目にするだけでもインパクト強い。ドキッとしちゃいます。
竜血樹とは熱帯地方に分布するヤシ「ドラセナ・ドラコ」で
暗い赤色の樹液が取れることに由来するそうです。
麒麟血と呼ばれるのはインド〜東南アジアあたりのようです。
こういったネーミングのセンスは土地の人々の宇宙や自然への信仰や
そこで育まれた感性、思想が反映されていて
意味深いものがありそうです。
先日、ゴールデンウイークで見かけた
キリンが「歩く事典」と評されていたのが目に留まったのに続き
キリンつながり。
もう一度キリンの知性の高さについて調べてみましたが
調べ方の精でしょうか、ヒットせずです。
ついでだったので『幻獣辞典』（河出文庫）を取り出してみると
「中国の一角獣」として載っていました。
角は2本ではなく一角だったんですね。
「額に突き出ている短い角は肉でできている」
「極めて穏やかな性格のために、歩く時はどんな小さない生き物も踏みつけないように注意する」
「生きている草は食べず、枯れた草しか食べない」
「この中国の一角獣を傷つけたり、その死骸に出くわすのは不吉である」
インド〜東南アジアの「麒麟」と中国の一角獣の「麒麟」では
ヒンズー教で神聖視される牛、農耕の友とされ半ば家族の牛、食用として生産される牛のように
存在として違いがあるのかもしれません。
（インド〜東南アジアで麒麟を軽視しているといった意味ではありません。
敬い方が違うようです。）
続く時はつづくもので
映画『ファンタスティック・ビースト』鑑賞の声がかかりました。
ハリーポッターの新シリーズですから『魔法動物』を訳されていましたが
ファンタスティックには「幻想的な」の意味もありますから
「幻獣」とも言えそうです。
引き寄せるつもりもないのに
つづくのは受け止める必要がある時。
幻獣たちの声、波動。
語り継がれ、幻としてでも存在しつづける意味。
昨年も正月から幻獣や特に一角獣
この時はユニコーンで
こちらは麒麟と対照的に獰猛で乙女好きだったのですが
今思うと前兆的な感じでした。
最近、動物ネタが多いです。
今朝もライオンの鳴き声から始まり
スフィンクスまで連なりました。
こちらはFBで公開にしてますから
FBされてなくても見られるはず。
ご興味ありましたらご欄下さい。
続く時はアンテナ立てておくこと。
できるだけ丁寧に、文章や画像だけに踊らされず
詳細を拾えるようでありたいです。
それがわたしの音になる。
伝えるものになりますから。
ドッキーン!!としちゃうでしょ。
これがその樹液。ほんとに血みたい。
出典: https://wholeworldbotanicals.com
キリンビールのラベルも一角でした。
ちなみにフサフサの毛のなかには「キ・リ・ン」の文字が
仕込んであるそうです。（余談）
原材料がモルトとホップだけのノンアルビアをいただきました♪
ビールつながりですがキリンではなくヴェリタスブロイ。
※月の暦※
弥生月讀む-下旬- 〈満月３０日１０時頃〜１５日〉miraikio9.hatenablog.com
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